自律神経と病気や怪我との関係

そもそも自律神経というのは何かというと、人間の体内には無数の神経が通っています。神経は細胞の近くまで伸びていて、そこから信号をだし細胞を活性化させたり、内臓の働きなども調整してくれる大切な存在なのです。

自律神経が乱れてくると心と身体に様々な支障が出てきます。例えば運動しているときは、心臓を活性化させて脈拍をあげています。逆に休憩時は脈拍を落ち着かせています。

食べ物を食べれば胃腸などの消化器を活性化させている。このように無意識に元気で生活できているのは、体の機能をうまく連携させて働かせている自律神経が正常に働いている証拠なのです。

朝、起きた時は交感神経が優位になることで、仕事や家事、学業にはげむことができます。

夜、帰宅後食事をして就寝するときには、副交感神経が優位になっています。そうすることで体の疲れをとり、翌日また元気に活動ができる。

そのような当たり前の日常生活ができるのは実は自律神経の働きのおかげなのです。そしてこういった普段の生活だけではなく、病気や怪我を治すというときも自律神経の働きが重要です。人間の体には病気や怪我を治す働きがあります。
身近なところでいえば、料理中に包丁で指を切ってしまったり、走ってころんだ時に膝を擦りむいた時、時間がたてば治っていることがあります。

それは自律神経の交感神経が働くことによって、傷ついた組織周辺の細胞を活性化させているからです。

そのように活性化した細胞は組織を修復します。そして、病気を治すときは、白血球の働きが必要です。白血球は大きく分けて顆粒球とリンパ球という2つの働きがありますが、それらをコントロールしているのも自律神経の働きなのです。